dramaticlife-japan’s blog

ドラマティック・ライフは、「自己啓発セミナー」×「レイキ」の教えを融合させたオリジナルセミナーを定期的に開催しています。

日本のいちばん長い日

f:id:dramaticlife-japan:20150815234703j:plain

 

“永遠の平和”

 

「日本のいちばん長い日」を観てきました。

 

私は歴史に詳しいほうではないので

登場人物を理解するのが大変でした。

 

2度観て理解できる映画だと友人から聞きましたが、

本当にそうだと思います。

 

 

なので正直、完全には理解出来ていないと思うのですが、ただ70年前の8月14日から15日にかけて、

多くの人たちがそれぞれの “正義” と闘っていたことが解り、いまここにある平和は、戦争が終わったからではなく、終わらせた人たちのお陰だということを知ることが出来ました。

 

この作品は1967年にも岡田喜八監督が映画化しているのですが、当時は昭和の時代なので昭和天皇

描くことが出来なかったんだそうです。

けれど今回の原田眞人監督の映画では、昭和天皇本木雅弘さん)がどのような人だったのかを

窺い知ることが出来ました。

 

また、興味深く思ったのは、クーデターを企てた陸軍の若手将校、畑中健二少佐(松坂桃李さん)は、

行動だけをみると狂気的に感じてしまいますが、原作者の半藤一利さんが取材のために彼を知る人を

尋ねたところ、誰ひとりとして悪く言う人がいなかったばかりか

 

「あのぐらい日本の国を思い、あのぐらい自分のことを構わずに、

自分の考えている信念に一直線に進むことが出来た人間というのは、他に居なかった」

 と言われるくらい、評判のいい方だったそうです。

 

そして、最後は鈴木貫太郎総理大臣(山崎 務さん)。戦争を終わらせ、3年後に亡くなられたのですが、そのときに二度も「永遠の平和」と言われたそうです。

 

この映画を観ると、命を懸けてこの平和を築いてくださった方がいたことが解ります。

その平和を、私は後世に引き継いでいきたいと切に願います。 

 

決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)

決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)