レールに乗っていく未来に。
【その先に敷かれているレールに乗って
走っていく未来に魅力を感じられなかった】
映画という、昔は思ってもみなかった業界に身を置く
北野武監督。
自身が理系の学部を選択したことに対して
肯定的に受け止めながらも、
その道を進んでいかなかったことを、
このように話していました。
いまから185年前、1830年の今日9月15日に、世界で初めての鉄道がイギリスで開通したそうです。
なので、写真は現在マンチェスター科学産業博物館になっているマンチェスター駅舎のものです。
そして残念なことに、その開通を祝う式典で事故があり、
世界で初めての鉄道死亡事故が発生した日でもあるそうです。
このときのように、何か新しいこと始めようとすると、今まで想像もしていなかった事態が
発生する可能性が高くなります。
そんな時、新しいことに対して反対していた人たちは口を揃えて言うはずです。
「ほらね。だから、やめておけば良かったのに!」
もしも、あなたがこんな風に言われたら、どうしますか??
もし、誰もがその言葉に素直に従ってしまっていたら、きっとこの世界は何も変わることのない
“平穏” という名の日常が繰り返されることになります。
事故は起こらないけれど、誰もが夢を失い、レールの上をただ進むだけの人生…
新しいことを始めたら、何かを失ってしまうかもしれない。
事故が起きれば、深い悲しみや悔しさ、罪悪感や恥ずかしさを味わうことになるかもしれない。
けれど、完全に守られた平穏の中で生きることが、本当にしたいことなのか?
…ということを自分に問いかけてみることが大事なんだと思います。
私はどんな感情であれ、色々な想いを感じることこそ、“生きている証” なんだと思います。
だからたくさん感じて、そんな自分をまるごと受け入れて、生きることを楽しんでいたいと思っています♪