衣替えシーズン
【四時の序、功を成すものは去る】
今日10月1日は、年に2回の衣替えの日。
この衣替えは平安時代からある風習で、
はじめは着るものだけだったものが、後に装飾品までも
季節によって変えるようになっていったのだそうです。
気が付けば、街のショーウィンドウはすっかり秋の装いで
加えて至る所にハロウィンの装飾が…
まぁ楽しむことが何より幸せなことだと思うのでいいのですが、私自身は本当にささやかに
日常のスペースに季節を取り入れられるような、粋な心遣いが出来るような人になりたいなぁと思います。
さて冒頭の言葉は、新しい季節が来たら、その季節に場を譲るのが自然で美しい…
つまり、成功者だからといって、いつまでもその座にしがみ付くのではなく、役目を全うしたら、
次の者へきちんと道を譲ることが出来て、本当の成功者だという意味だそうです。
成功者というと他人事に思えてしまうこともありますが、人というのは誰もが自分を認めて欲しいという欲を思っているようなので、そのことに気づかずにいると知らぬ間に自分の成功体験や自慢話を何度も繰り返し語っていたりします。
たとえ私が、どんなに過去の成功体験を熱く語ったとしても、相手が見ているのは
“いま目の前に存在する姿” です。なので成功体験という話の内容よりも、その体験によって、私がどうあるかということを見ているということです。。。
成功体験をどう自分に活かしていくのか?
自分の役割は何なのか?
そんな一旦止まって自分自身を観る機会を、このドラマティク・セミナーを開催する度に、
私も受講された方と一緒に毎回、考えさせられています。