dramaticlife-japan’s blog

ドラマティック・ライフは、「自己啓発セミナー」×「レイキ」の教えを融合させたオリジナルセミナーを定期的に開催しています。

音のある世界へようこそ!

f:id:dramaticlife-japan:20151006185127j:plain

 

 【ハリウッドでは、“それ” から逃げられない】

 

1927年の今日10月6日は、世界初のトーキー映画

「ジャズ・シンガー」がニューヨークで公開された日。

 

トーキー映画というのは、無声映画の対義語である

発声映画のことで、Moving Picture を “ Movie ”

と呼ぶのにならい、“ Talking Picture ” から

出来た言葉だそうです。

 

 

それまで無声だった映画が、ここから飛躍的に技術革新して、今では映像と音が同時に流れることが当たり前すぎて、“トーキー映画”  なんて言わないですね (^_^;)

 

新たな技術が開発されていくということは、どんどん世の中が良くなっていくこと…

なのかもしれませんが、無声だから良かったということも少なからずあるようで、声を出したことによって俳優の一部の方たちが仕事を失ったというのですから、意外な被害があるものですね?!

 

 

冒頭の言葉は、この約2年後1929年に「PHOTOPLAY」の雑誌の表紙に書かれた文字で、無声映画の頃には絶大な人気があった女優、ノーマ・タルマッジ(上の写真)の絵が描かれています。

 

“それ”  というはトーキー映画のことで、声が出てしまうので、彼女は下品な声を隠すことが出来なくなったという皮肉が込められているのです。

 

このような時代の変化は、いつの世にも多かれ少なかれ起こることですね。

なのでもし、あなたがこの時代のノーマ・タルマッジの立場だったら?? ということを、少し想像してみてください。

 

どんな感情を思い浮かぶでしょうか?

 

「やり切れない」、「悔しい」、「プライドが傷つけられた」…

そんな想いでいっぱいになったでしょうか?

 

でも、こう考えた方もいらっしゃるのでは?

 「無声映画の時代に、女優でいられて良かった!!」

 

そう、私たちは 出来事のどの部分に焦点を当てるかによって、感じる感情さえも自分が選択出来るんですね (^_-)-☆