dramaticlife-japan’s blog

ドラマティック・ライフは、「自己啓発セミナー」×「レイキ」の教えを融合させたオリジナルセミナーを定期的に開催しています。

あなたは 「こちら」 ?

 f:id:dramaticlife-japan:20150705224606j:plain

【砂に1本の線を引いたとたんに、私たちの頭の中には

  「こちら」と「あちら」の感覚が生まれます。

この感覚が育つと本当の姿が見えにくくなります。】

 

 

1935年の今日7月6日、チベットのアムド地方の

農家の子として生まれたラモ・トンドゥプは、

4歳になったときダライ・ラマ14世に認定されました。

 

 

チベット仏教  ゲルク派の高位である ダライ・ラマの継承というのは、遺言やお告げによって化身と

思われるような子どもを探し出し、その子が本当の化身かどうかを試されて正しいと判断されると

その子がダライ・ラマ に認められるという、、、ちょっと神がかり (…というか仏がかり??)な

方法で行われるそうです。

 

ただ現在14世のダライ・ラマ法王は、政治的事情から「私が最後のダライ・ラマになる」と言われているので、今後どうなるのかはわかりませんが…

 

 

私は数年前、ダライ・ラマ法王の講演を拝聴したことがあります。

どんな内容の話をされているときでも、お顔にはいつもあの笑顔があって、法王のお話で何度も会場に笑い声が響きました。

 

ご自分がどれほどの地位に居ても、どれほどの苦境であっても、そんなことを相手に感じさせないよう、目の前の人を思いやり、目の前の人を笑顔にする

 …この積み重ねこそが、ノーベル平和賞を受賞された要因なんだろうなぁと私は感じました。

 

 

「砂に1本の線を引いたとたんに、私たちの頭の中には「こちら」と「あちら」の感覚が生まれます。」

 

本当は同じ星で暮らす「地球人」同士であることを忘れ、“線” を挟んで対立し続ける国と国。

けれど法王はきっと、国レベルの話だけをされた訳ではないのでしょう…

 

もしかしたら家の中でも、会社の中でも、隣を歩く人との間にも…

本当は戦わなくてもいい相手さえ、いつしか勝手に「あちら」の人にしてしまっていることは無いかと問われている気がします。

 

だから私たちは、まず自分から “線” を消そうと動いてみることを求められているのかもしれません。。。

 

 

「大きな流れも、一人の人が動くところから生まれます。」

ダライ・ラマ瞑想入門―至福への道

ダライ・ラマ瞑想入門―至福への道

  • 作者: ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ,Tenzin Gyatso H.H.the Dalai Lama,Geshe Sonam Gyaltsen Gonta,ゲシェーソナムギャルツェンゴンタ,鈴木樹代子
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本
  • クリック: 1回
  • この商品を含むブログを見る
 

 

幸福論

幸福論